通信で製図を学ぶ

インテリア設計士の製図試験対策は、毎日製図に携わっていなければ独学はまず無理といえるでしょう。日頃から製図の職務に携わっている人ならともかく、あまり製図に触れない環境におかれている人ならなおさらです。インテリア設計士の製図対策をしたいけど、忙しいから勉強する時間が無い。予備校に通うのは費用が高くて無理。などの方には製図の通信教育がオススメでしょう。

通信教育は独学より多少費用はかかりますが、通信教育は独学のデメリットをほとんどカバーすることが出来ます。しかし、インテリア設計士の製図試験に特定した通信学校は、けして多いとはいえません。インテリアプランナーや建築士などの共通した資格の通信講座を受講することも一つの選択肢といえます。

ただインテリア設計士の実技試験は、建築士資格試験のように配置図兼1階階平面図、 2階平面図、矩計図、立面図、断面、面積表の全てを4時間半で完成しなければならないのに対し、インテリア設計士資格試験は、11時間もあるのです。正確さやスピードも要求される建築士試験に対し、インテリア設計士資格試験には時間的な余裕があります。

インテリア設計士における製図試験は、平面図などだけでなく、スケッチやパースなどの図面もありますので、一概に製図といってもまったく同じというわけではありませんので、自分なりに意識しながら通信教育を受けるとよいでしょう。選択肢が少ないなかでも自分に最もあった学校を見つけることが大切です。

インテリア設計士WEBガイド 新着情報

インテリア設計士とはどのようなものなのでしょうか。インテリア設計士には資格があり、経済産業大臣の許可を得た社団法人日本室内装備設計技術協会(日本インテリア設計士協会)が認定する資格のことです。インテリア設計士資格検定試験に合格し、登録を行うことで「インテリア設計士」の資格を得られます。インテリアに関する設計・施工などの高度な知識・技術・技能があることを証明しています。

日本インテリア設計士協会は、インテリア設計士資格試験を行うことにより、知識や技術、そして技能を学ぶだけでなく、「インテリア」という定義を正しく理解してもらいたいという意図についても含まれています。「インテリア」といえば、テーブルや椅子などの家具やカーテンなどを想像しがちですが、最近では、空間全体の音、光、色、香りまでも含めて「インテリア」と呼ぶ傾向にあります。

建築のハード部分を「スケルトン」に対する言葉として「インフィル」が使われていますが、そのインフィルの全てがインテリアを指すものなのです。インフィル=インテリアという考え方は、国土交通省発行の公式資料でも採用されています。「インテリア」という言葉を正しく使うことによって、インテリア業界を正しい方向に導くことができると考えています。