通学で製図を学ぶ

インテリア設計士試験の実技試験では、平面図や立面図といった図面からパースや透視図などまで要求されます。独学で製図の勉強はまず無理といえるでしょう。特に毎日製図に携わっていない人ならなおさらのことです。専門的な学校に通学したり、通信を利用しましょう。

学校には質問対応などの受講フォローがしっかりしているかが特に重要でしょう。素早く質問を返してくれたり、何か問題が起きたときに親身になってくれることが極めて重要なのです。なお、「実践女子大学生活環境学科・空間デザイン研究室」のようにインテリア設計士を目指す人ための製図技術の向上をバックアップすることを目指して講習会を開催しているところもあります。

この講習会は、毎週、月曜・水曜に行っていて、毎回おおむね2時間くらいのカリキュラムとなっています。その日の状況により多少の前後はあるようです。内容については主に、「問題の説明・解説、平面図・家具設計図等の描き方について」や「平面図・家具図等のチェック、パースの描き方について」、「パースのチェック、独自の計画案の作成」および「計画案および図面の最終チェック、受験に際してのポイント」などがあります。

インテリア設計士の製図試験に対応した特定の学校はけして多いとはいえませんので、専門的な学校でなくても充実した内容が通学することによって得られるところもありますので、自分にあった学校をよく考えて見ましょう。

インテリア設計士WEBガイド 新着情報

インテリア設計士とはどのようなものなのでしょうか。インテリア設計士には資格があり、経済産業大臣の許可を得た社団法人日本室内装備設計技術協会(日本インテリア設計士協会)が認定する資格のことです。インテリア設計士資格検定試験に合格し、登録を行うことで「インテリア設計士」の資格を得られます。インテリアに関する設計・施工などの高度な知識・技術・技能があることを証明しています。

日本インテリア設計士協会は、インテリア設計士資格試験を行うことにより、知識や技術、そして技能を学ぶだけでなく、「インテリア」という定義を正しく理解してもらいたいという意図についても含まれています。「インテリア」といえば、テーブルや椅子などの家具やカーテンなどを想像しがちですが、最近では、空間全体の音、光、色、香りまでも含めて「インテリア」と呼ぶ傾向にあります。

建築のハード部分を「スケルトン」に対する言葉として「インフィル」が使われていますが、そのインフィルの全てがインテリアを指すものなのです。インフィル=インテリアという考え方は、国土交通省発行の公式資料でも採用されています。「インテリア」という言葉を正しく使うことによって、インテリア業界を正しい方向に導くことができると考えています。